五十嵐二の町の家

デザインコンセプト

「LDK」から「DLK」というコンセプトがDKでつながるゆとり空間を生み出す。

私たちが提案するのは家族が自然体でつながるシーンです。空間がつながると、家族がつながる。時間がつながる。家族の未来へとつながる家をデザインしています。

こちらの住まいは食堂が家の中心に配置されています。日当たり。風の流れ。居心地が一番良い場所に位置しています。実はこの家のコンセプトは食堂に家族が集う。という設計士の意図の元、つくり上げられています。台所に立つ奥さんとコミュニケーション。隣りの和室で横になっているご主人。アウトリビングで遊んでいる子供たち。もちろん家族で食事をする時間を大切に考えられている設計になります。この食卓は本当に気持ちの良い空間になっています。

そして、つながりのある1つの大空間を、光の入れ方で3つにスペース分けしました。直射日光の入る一番明るい食堂。2番目に少し明るさを抑えたキッチン。そして落ち着いた明るさを狙った和室。

毎日生活をしていく中、そのときの住まい手の持つ感情・気持ち・年齢・シチュエーションにより使い分けが必要になると考えています。

ポイント1

自由に楽しく過ごすアウトリビング

ご夫婦共に西区にご実家をもつ施主様。「周辺環境が豊かな場所がいい!」「ご実家との程よい距離間にしたい」「ゴミゴミした環境は避けたい」「緑がたくさんある自然の風景を生活に取り入れたい!」という希望から土地探しが始まりました。そして家が完成しました。

建物を建築してはいけない区域(市街化調整区域)との境目に位置した敷地。南側がその調整区域。将来にわたって大規模な開発がない限り建設物が建つ可能性がとても低く、日当たり、風の通り、そして見渡す限りの畑と木々。とても環境の良い土地です。

そしてその風景を狙って設計されたアウトリビング。雨が降っても家族みんなでくつろげるように考慮してあります。食堂・和室からこのアウトリビングへ出入りを可能にし、毎日の生活を自由に楽しく過ごせます。

ポイント2

自然と風景が視野に入ってくるキッチン

お料理好きな奥様。対面キッチンではなく、いかに気持ちよく作業に集中できるか?ということにこだわったキッチンになっています。キッチンで作業をしていると自然と風景が視野に入ってくるように設計されています。

キッチンの窓を開けると、隣りの家の外壁が見える。なんてよく聞く話かもしれませんが、もし気持ちの良い風景がその窓から見えたら・・・?と想像してみてください。きっとあなた様のキッチンへの考え方が変わるかもしれません。

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