北上の家

デザインコンセプト

未確定な将来も考慮した間取り

こちらの施主様は、本当に多くのご趣味をお持ちでした。たとえば楽器演奏。気の合う友人と一緒に練習したり大勢の方の前でライブもされています。そして様々なコミュニティへ積極的に参加されていました。

お仕事の同僚。同じご趣味をもった友人も多く、家にはたくさんのお客様が遊びに来られるのが予測されました。

コンセプトは、これからの人生をもっと楽しく充実したものにする!ということでした。今の生活を楽しく。そしてこれから10年、20年、30年。老後と生涯、家族や友人と一緒に楽しく過ごせる家づくりとなっています。

将来ご両親と同居するかもしれない。だけどまだどうなるかまったくわからない。というお話をよく耳にします。

こちらの住まいは、万が一同居となった場合も増築ができる敷地を残してあります。もちろんそれだけではなく、ご両親が高齢になられても暮らしやすいよう水廻りも近くに集約してあります。

土地選びでは、増築したお部屋も日当たりがよく、心地よい空間にすることができる両面道路の敷地を考えて購入しました。でも増築しない場合でももちろん全く問題なく機能的な生活が送れるようになっています。現在は裏口から外に出られるようになっています。しばらくは畑として作物を家族で作ったり、お花を植えたり。敷地を無駄なく活用できるように設計してあります。

ポイント1

永く暮らすLDK

LDKは家具の配置で様々なライフスタイルに対応ができるように設計してあります。家族とのリラックスした大切な時間。友人が集まっての演奏。庭の植栽を眺めながらの食事。夜はカウンターや小上がりの和室で腰掛けながら談笑してお酒を飲む。吹抜けを通して2階にいる家族とのコミュニケーション。すべてテーブル、椅子、ソファ、スタンド照明などの家具の配置を変えただけですべて可能になります。

一般的なLDKの場合、リビングのテーブル。食事をするダイニングテーブルとイスなど。家具の配置はだいたい決まって設計することが多いと思います。

でも数十年と暮らす家です。いろんなパターン。いろんな暮らし方が可能のLDKになりました。

ポイント2

収納を備えたデッキテラス

家の前は大きなテラスになっています。

イスとテーブルを置くとコーヒーを飲みながらの読書や食事もできるようになっています。屋根をかけてあるので雨が降っても大丈夫。デッキテラスでたたずんでいると、家の中から挽きたてのコーヒーの香りがしてきそうです。

前面の道路からはジャングルのような植栽で生活を守る予定です。

階段下を利用した外部収納にはタイヤやガーデニング用品、アウトドア用品などをたっぷりと収納できます。

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