大島の家
デザインコンセプト
家族が集まる快適な大空間。
施主様と初めてお会いしたのが約1年前。私たちの見学会へ参加されたのがきっかけでした。
当時は予算をだいたいで決められ、具体的な資金計算をせず、予算面で不安を感じていらっしゃいました。
そこで私たちからの提案で「未来家計簿」を作成し安心して返済していける適正予算を算出。それから私たちが開催している完成見学会、セミナーへと積極的に足を運んでくださいました。
その後、陽街(はるまち)分譲地を紹介させていただき、家づくりプロジェクトがスタートしました!
「とにかく広いリビングに家族みんなで集まりたい!」それが施主様ご家族の一番の希望でした。そこで、LDKに和室を隣接させ、全部合わせて26.7帖もの大空間を生み出すことに成功しました。それは敷地の両面道路という特性を生かし、一般的には水廻りが集中する北側にリビングを配置。そしてキッチンとダイニングは南側に。この配置により南北につながる大きな空間が可能となり、風も流れやすい快適な環境が実現しています。
予算内でご家族の思いがつまった住まいが完成しました。
ポイント1
採光と通風
26.7帖の大空間を可能にした「表し」の筋交いと柱。構造材を「表し」にすることで採光と通風にも考慮されたプランとなりました。
1階床には赤松の無垢材をたっぷり使用。心地よさと暖かさ、そして心休まる美しい空間を演出しました。
ご実家が遠方の施主様。定期的にご両親が泊まりに来ます。そこで今回設計された小上がりの和室は、寝室・客室・居間と3つの用途を満たせるよう工夫してあります。もちろん遠い将来、本格的な和室にもできるよう仕上がっています。
料理好きな奥様の希望で、とても機能的なキッチンスペース。家族みんなで作業もできるように考えてあります。
ご家族のコミュニケーションが取りやすいリビングを経由する階段。ダイニングからウッドデッキへ出入りできるように考慮した間取りです。
ポイント2
気持ち良い空間とスマートな暮らし
2階に配置した浴室。そして隣接された洗面化粧室は4帖とたっぷり。天井にはヒノキを使用してあります。正面バルコニーには目隠しの杉板を張り、自宅で毎日温泉宿気分が味わえる、気持ちの良い空間に仕上がりました。
更に広々とった小屋裏収納とウォークインクローゼット。階段下のスペースを利用した外部収納が、スマートな暮らしを演出します。