春日新田の家

デザインコンセプト

すべてに意味がある家づくり…。 その場所、その家族にこだわった設計。

新しい家でやりたいこと…「小さくてもいいので庭で野菜を作りたい」ウッドデッキで夕涼みしながらビールを飲みたい」などなど新築を考える方であればほとんどの方が同感できるポイントを詰め込んで完成した家です。

「収納をどうしようか」、「せっかくだから色々希望を入れていきたい」そんな所から打ち合わせがスタートしました。建築士と話を詰めながら要望を凝縮し、整理し無駄をなくしていった結果、日常の生活を満喫するのに十分な機能をひめた無駄のない空間が出来上がりました。ちょっとした遊び心も加味された仕上がりもポイントです。

2人のお子さんが大きくなった時の為に用意した2階の部屋も、今はまだ2つに分けず1つのフロアーとして活用することで多目的フロアーとなりました。景色が最高なので第2リビングとしてもしばらくは使える空間です。お子さんの成長に合わせて様々なパターンで部屋を考えることが出来るようになっています。

必要な物を全部入れるのではなく、今、必要なものを考え、変化に対応できる間取りがここに取り入れられています。

10年先の事を考えて建てる事も大切ですが、どう変わっていくかわからない未来より、今、快適で幸せな住まい、必要に応じて変化、対応できる住まいが共に年を重ねるにつれて味がでて住む方になじむ居場所になっていくのではないかと思います。

ポイント1

コミュニケーションの広がりを意識した動線設計

この土地ならリビングはここで窓は大きな掃出し窓。これはすぐ決まりました。対面キッチンからウッドデッキまでつながる動線は、子供たちと家庭菜園で採った野菜をそのままキッチンで調理できるなど、家族間のコミュニケーションが広がるよう工夫しています。リビングにいながらでも開放感を感じられる魅力的な間取りです。リビング横に設けられた和室は、使い道も多様で、ある時はご主人の書斎として、またある時は、お子さんのお昼寝部屋、奥様の読書部屋として活用できます。

2階には物干しスペースとして天候に関係なくいつでも干し物が出来る空間を設置。さらに、子供部屋として割り当てたスペースは当面仕切らず多目的に使えるようにしてあります。この方が突然の来客など、様々なシーンに臨機応変に対応できさらに、家族間のコミュニケーションにも有効です。また、リビングはもちろん和室、階段下など収納箇所をまんべんなく設けました、必要な所に必要なだけ収納が設けられた、すっきりとした居心地のいい空間です。もちろんどの部屋からもここの魅力である景観を眺望できます。

ポイント2

眺望を生かした開放的な空間

眺望が魅力のこの土地は、設計士も想像を掻き立てる所でした。川に接したこの土地は使い方次第で魅力がたくさんありました。川に面して開放感のある空間は季節によって飽きる事のない風景を見せてくれます。そんな土地だからこそやってみた、リビングにいると広がりを感じさせる大きな窓。庭への動線が取れているリビングは活用も様々。適度な日よけや雨よけになる軒の出を広めにとったウッドデッキは、ご主人の希望通り夏になればのんびりと枝豆をつまみにビールを飲みながら夕涼みに最適です。なんとなく田舎の縁側を思い出します。

また、バルコニーを覆う木のルーバーはとてもよいアクセントとなり外観にマッチしています。ここはちょっと目をひくポイントです。たくさんある希望を凝縮して家族の思いを込めてつくった住まいです。

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