西蒲区の家

デザインコンセプト

家事の効率が良く、子育てのしやすい家とは?

このお住いが建つのは新潟市西蒲区。緑が豊かで生活にも便利な閑静な住宅地です。街並みの遠くには弥彦の山々を望み、四季の移り変わりが楽しめます。

家づくりを考え始めた頃は、夢や要望がたくさんありました。友人をもてなすゲストルーム。キッチン脇には大きな食品庫。ご主人の書斎など、全ての要望を取り入れると予算を大幅にオーバーする事は容易に予測できました。そこで打合せのスタートは要望を整理することから始めたのです。新築をしてより豊かな生活をおくる為には何が必要で、何が要らないのか?

ご夫婦でお仕事をされているので、奥様は家事と育児でとても忙しく生活されていました。家事と育児の負担を軽減させることで、家族のコミュニケーションの時間が増え、笑顔の絶えない豊かな生活をおくる事ができるのではないかと考え、使いやすさと暮らしやすさにこだわった設計に重点をおきました。家事のやり方や流れはそれぞれのご家庭によって違います。一日の家事の流れや時間帯を詳しくお聞きし、家事の中心はキッチンだと分かり、キッチンを中心にリビング・ダイニング・洗面・脱衣室のつながりを考慮することで家事動線を最短距離で移動できるようになりました。

家事と育児を両立するためのもうひとつの条件。それは家事をしながら子供が視野に入る配置にするということです。子供を見ながらいつも気配を感じることができれば家事に集中できます。この2つの条件を満たし、家事と育児の負担を軽減し、両立できる設計になりました。

ポイント1

開放感を大切にしたプライベート空間

ダイニングには庭に植えたイロハモミジを眺められる大きな窓を設置しました。

大きな窓は開放感や眺めが良くなる半面、隣地からの視線が気になるという問題がありました。そこで、板塀を設置して周囲からの視線を防ぐ事にしました。週末の朝にはご家族そろって気持ちのよい朝陽と風を感じ、ゆっくりと朝食を食べながら一日の予定を相談する家族会議室にもなる多目的なダイニングです。

ポイント2

親しい仲間が集うセカンドリビング

休日には両親や友人を招いて庭でバーベキューを楽しみたいという要望がありました。

しかし限られた敷地の中でバーベキューのスペースを確保することは少し困難な要望でした。そこで庭と組込みガレージを一体化させることで多人数でも対応できる庭が確保できたのです。そして組込みガレージでは日差しを避け、親しい仲間が集うセカンドリビングにもなるスペースができました。

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