大字黒井の家

デザインコンセプト

シンプルに暮らしを楽しむ

「収納はたっぷり」「天井は高くしたい」「キッチンやお風呂は最新設備」「明るくて快適に」など、住宅設計をしていると、必ずご要望に上がります。新しく考える住まいには、限りなくご要望は出るものです。でも本気で「何のためにそれが必要か?」「本当にそれがないと不便なのか?」を考えたことはありますか?

毎日の暮らしで必要なものを追求することで、実は快適に便利に暮らせるようになるのです。あなた様も、シンプルさを追求したほうが便利だったかも?と感じた経験はありませんか?必要以上に造りこむこと、設備投資をしすぎてしまう事は、本来持つ意味すら見失う事もあります。実は「シンプルな方が便利」で「使いやすく快適」なのです。

こちらのお住まいは、お施主様と「本当に必要なもの」にこだわった結果、コストパフォーマンスにも優れたシンプルで良い家が完成しました。お施主様がこだわったのは、素材と感覚、そして価格です。必要なものを残した結果、風が抜ける、心地よい住まいが出来ました。これから新築をお考えのあなた様にワンポイントアドバイスです。まずは家族間で、すべての要望を出しあってみてください。例えば、真っ白い紙に「収納たっぷり」「自転車しまいたい」「木の匂い」「お金が心配」など思いつくものをすべて書き出してみてください。そしてそれからその紙をもって、プロの設計、インテリアコーディネーター、資金のプロ(住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナー)に相談してみましょう。きっと優先順位を絞り込め、良いアドバイスが聞けるはずです。

ポイント1

素材感を重視したモダンな佇まい

全体的に素材感を重要視し、厳選した材料でナチュラルに仕上がっています。木の香りがたっぷりの居心地の良い空間になっています。

外観はシンプルでモダンに演出し、環境になじんだ落ち着いた佇まいになっています。

屋根のある外部スペースには、タイヤやスコップ、ガーデニング収納にも使用できます。

ポイント2

家族の気配を感じられる温かみのある空間

温かみのある優しい素材をふんだんに使用し、室内は自然の色合いを大切にしています。

南にはお隣があるため、光を取り入れるために徹底した窓配置になっています。引戸には障子を使用し、やわらかい光が入り、緩やかな室内を演出しています。常にお互いの気配が感じられ、会話のはずむLDKになっています。

冬場や梅雨時期の洗濯物はバルコニーでも乾きにくいものです。サンルームとして仕切ると結露の原因にもなります。そこで2階ホールは空気の流れを最大限に利用した室内干しスペースとして活躍できる設計です。

主寝室にはお布団も収納できるウォーキングクローゼット、玄関脇には濡れたコートや長靴も楽々しまえるクローク、掃除機や日用品をかたづけられる階段下など、収納スペースをたっぷりと確保し、室内をスッキリとさせます。

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