2012年5月の見学会のご案内

終了

経年変化した無垢の味わいを体感

見学会のポイント

  • 無垢材の経年変化が体感でき、あなた様の感性にあっているのか分かります。
  • 無垢材と新建材の特徴を知ることができます。
  • 住みはじめてからしか気付けない広さ感覚・収納の設け方・生活動線を体感できます。

ご案内

この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。

熊木からのメッセージ

「入居後のお宅見学会って何?」「建ててから数年たった家を見て何が分かるの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?一般的に完成見学会はお施主様が入居する前の家を公開するのが常識ですよね。もちろん建てたばかりの完成見学会では参考になることもたくさんあります。でも、実際にお住いになられて年月が経過した家を見ていただくことも新しい発見や多くの気付きがあるのではないでしょうか。なぜなら建てたばかりの完成見学会では分からない、味わいのある無垢材の経年変化を体感できるからです。

新しい住まいの事を考える時に、建材の品質や性能が時間と共に変化していくことを忘れている方がけっこういらっしゃいます。でも、この経年変化を知った上で素材を選ぶというのは大切なことです。

無垢材は時と共に変化していきます。他にも無垢の性質である調湿作用により木が「縮む」「膨らむ」を繰り返すことで多少の反りや割れがおこることがあります。また、同じ木でも木目や年輪が同じものはなく、色ムラがあるものもあります。こうした、生きている自然素材だからこそ味わいや温もりを感じられることが好きな方もいらっしゃるのも事実です。新建材のように工場で大量生産され品質にムラがない材料を好まれる方もいらっしゃいます。どちらを選ばれるにしても素材の特徴を理解して選ばれたほうが後悔しない家づくりができるのではないでしょうか。

例えばジーンズを想像してみて下さい。新品は紺色でパリッとしていますよね。数年履き続けると太ももやお尻の部分が少しずつ色落ちしてきます。さらに履き続けると膝の部分やお尻のポケットが擦れて破れたりするかもしれません。色が変色し、破れたジーンズを好まれて履く方もいれば、古くなったと感じて捨ててしまう方もいらっしゃいます。ジーンズなら変色や破れた状態が気に入らなければ捨てて新しい物を買えば済みますが、住宅となるとそうはいきません。気に入らないからすぐに買い替える、リフォームする、ということはそう簡単ではありません。

今回のお宅は今から約2年前にお引渡しをした住宅です。新築と比べると色合いも変化し真新しい状態とは少し違う雰囲気になっています。無垢材を検討されているのであれば、この機会に経年変化した無垢の味わいがあなた様の感性に合うか体感してみてはいかがでしょうか。

今回の「入居後見学会では無垢の経年変化を体感できること以外にも「間取り」についても参考にしていただけます。例えばこんな経験はないでしょうか?「アパートを借りる時に物件の下見にいって十分な広さだと思って借りたけど、いざ家具や家電を配置してみたら思っていたよりも狭かった」「住みはじめてみたら使い勝手が悪く、不便な間取りだった」 「数年経過したら物が増えて収納がたりない」新築ではそのような後悔はしたくないものです。今回の見学会は実際にお住いになられている住宅になりますので家具や家電も配置されています。住みはじめてからの広さ感覚や、収納の設け方・生活動線など、暮らし初めてからでないと気付けないことをご体験できると思います。

実際に住まわれてからは、なかなか見る機会がありませんし。誰だってプライバシーは守りたいし、友人や親せきならまだしも、自分の家を他人に覗かれているようで、あまりいい気持ちはしないでしょう。でも、「これから家を建てる人のために、少しでも参考にしてもらえたら」とお施主様は、快く引き受けてくださいました。心より感謝いたします。

家づくりを成功させるために私たちの開催する見学会が少しでも参考になれば嬉しく思います。それではあなた様のご来場をお待ちしております。

株式会社熊木建築事務所
代表 熊木英人

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