2012年3月の見学会のご案内

終了

急いで家づくりの計画を進めないで下さい!

見学会のポイント

【いつまでも家族が集うリビング】
「家族がいつまでもリビングに集えるようにしたい!」それがお施主様の願いでした。お子さんが思春期を向えた時に、いかにリビングに居やすくできるかがポイントになりました。思春期を向かえると、お子さんが気にするのは両親との距離感です。キッチン・リビング・ダイニングを直線的な間取りにしてしまうと、お子さんは料理をしているお母さんの視線を嫌って自分の部屋にこもってしまいます。そこでリビングとキッチンの配置をL字型にしたことでキッチンからの視線が直接リビングに向かないように配慮した設計にしました。リビングとキッチンの配置が遠からず、近すぎない絶妙な距離感を持たせることで、いつまでも家族が集えるリビングになっています。言葉では表現が難しいこの距離感を体感してみて下さい。

【家族の健康管理も行うキッチン】
朝食は時間をかけずにさっと済ませるお施主様の要望でキッチンにはカウンターを設置しました。 朝食はキッチンに立つ奥様を中心に、ご主人とお子さんがカウンターに並んで朝ご飯を食べます。奥様がご主人とお子さんの表情や顔色を見て健康管理を行う保健室の役割も果たします。そして、ご主人やお子さんを送り出すと、キッチンが奥様の書斎に早変わりです。キッチンの一角にパソコンコーナーを設置し、料理のレシピをインターネットで調べて彩り豊かな料理が食卓に並びます。毎日の夕食を楽しみ帰ってくるご主人や子供達は奥様の自慢の料理で一日の疲れを癒します。

【もしも!に備えた和室】
長男であるお施主様のご主人は、もしかすると親御さんとの同居も将来的には可能性があるという事から、親御さんの為に和室を造っておきたいとご要望がありました。しかし同居しなかった場合には開かずの間になってしまう可能性があると言う問題がありました。そこでリビングと和室を併設させて、さらに3帖のクローゼットを設けました。同居前は、建具を全開にしてリビングと一体の空間にして使用します。い草の心地よい香りがリビングにもひろがり、ご家族をリラックスさせてくれます。3帖の大きなクローゼットは子供が大好きなおもちゃや本などを収納し、親御さんを迎える時にはお布団や衣類の収納としても使えるよう設計しています。

【憩いの場となるインナーガレージ】
ご主人から強い希望があったインナーガレージは、十年以上の付き合いがある大型バイクのディスプレイスペースです。今までは転勤が多く、大好きなバイクはご実家に保管されていました。新築する時にはバイクを自宅に保管したいという強い気持ちをもたれていました。週末にはバイクのメンテナンスや洗車のできるご主人がこだわり抜いた、とっておきのインナーガレージです。「バイクという10年来の大切な家族が一人増えるようなもの」と大満足していただきました

ご案内

この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。

熊木からのメッセージ

「消費税が上がる前に家を建てた方が百万円もお得ですよ!」「住宅ローン控除も今年と来年では最大100万も控除を受けられる額が違うんですよ!」住宅会社の営業担当者からこのようなお話をお聞きしたことはないでしょうか?このような話を聞くと、ついつい早く建てなければ!と計画を急がれる方もいらっしゃるかもしれません。

家づくりはとても高価な買い物なのに、期限に追われながら、急ぎ足で計画を進めてしまっても良いのでしょうか?確かに消費税が上がれば建築費は高くなってしまいます。住宅ローン控除も年内に入居された方が多く受けられます。でも同時に食品や日用品の購入など生活していく為の支出も増加しますし、最近では年金の受給時期の問題で老後の不安を感じられている方もいらっしゃると思います。「計画を急いだ結果、資金計画を慎重に行わなかったことで、身の丈以上の借入をしてしまい、住宅ローンの返済に追われ我慢の連続の生活になってしまった」「住宅ローンについても勉強する時間がなかった為に、住宅ローンの選び方を間違ってしまった」「プランニングをしてもらう為に急いで決めた土地は、小さすぎて希望していた間取りの建物が建てられなかった」「プランニングにも時間をかけられずに間取りにも不満がある」「もっと住宅会社を慎重に検討して決めればよかった」など時間に追われて急いで計画を進めたことで、後々後悔してしまうかもしれません。増税による基本生活費の上昇や年金支給時期の問題など、お金について将来の不安がある今だからこそ、家づくりに後悔しないよう、慎重に進める方が得策ではないでしょうか。

例えばこんな経験はないでしょうか?
買い物に行くとタイムセールでいつもより安い値段で販売しているからと、つい大量に買いしまった食材。気が付けば半分も食べないまま賞味期限を過ぎてしまい捨てる事になってしまった。時間がないから決断しなくてはいけないという焦りから、ついつい多く買ってしまった結果として高い買い物になってしまった。家づくりのではそんな失敗は許されません。

今回のお施主様も小学校に入学するまでに入居しなくてはいけないという期限が決められていたなかで、いかに期限内に満足のできる家づくりができるのか?を考えました。そこでお引渡日から逆算したスケジュールの作成、将来も安心して返済していける資金計画、必要な間取りの家が建てられる土地面積の算出、生活の豊かさと便利さを実現できる土地探し、予算内で要望がたくさん入ったプランニングと慎重に計画を進めました。決められた期限内で、資金計画からプランニングまで、家づくりで重要なポイントを慎重に計画した結果、理想の家づくりを達成する事ができました。

お約束しますが、見学会での売り込み一切ありません。家づくりを成功させるために私たちの開催する見学会が少しでも参考になれば嬉しく思います。

それでは会場であなた様のご来場をお待ちしています。

株式会社熊木建築事務所
矢部英幸

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