2011年4月の見学会のご案内

終了

下地工事の重要さがわかる見学会

この家の見どころ

【しっかりと施工された下地工事の状態をご覧になれます。】
今回の見学会は大工が担当する「木工事」が完了したばかりの工事現場になります。普段目にすることのない、壁や天井の下地ってどんなふうになっているのか?完成すると見えなくなるところをしっかりと施工してあるのか?一体腕の良い職人とそうでない職人は、どんなところで見分けられるの?見えないところもしっかり施工する。とても当たり前のことです。ですがあえてこのたびの見学会でご自分の目でお確かめ下さい。きっと、職人の熱い心意気を感じていただけると思います。

【新潟県が推進する「越後杉ブランド」の家】
越後杉ブランドとは、新潟県が定めた基準をクリアした、狂いが少ない品質・性能が明確な「県産スギ製品」で、「越後杉ブランド認証員」または「認証工場」が実地する検査において、合格した優良な住宅資材をいいます。それにより、新潟の気候風土にあった快適な家づくりに必要な製品を提供するとともに、身近な県内の森林整備にも貢献することができます。このたびの見学会でも、構造材に使用した県産杉を見学できます。

【食堂と居間の配置を大切にした家】
限られた4DKという空間の中で、どうしたら家族が伸び伸びと生活できるのか?毎日生活の中でリラックスできるのか?を、お施主様と練りに練った結果出来上がったのが、一定距離をとった食堂と居間(和室)です。普段は開放してLDKとして使用するのですが、お客様やご両親が来られてお通しし、宿泊されてもプライバシーを確保できるよう設計してあります。両お部屋共、南側に面したお庭と接し、気持ちよく生活できるように考えてあります。

【階段踊り場に設けたベンチと本棚】
あなた様の家には本がたくさんありますか?今回のお宅には、階段の踊り場にベンチを設けました。ベンチの下には家族の本やお子さんのおもちゃなどを収納し、ベンチに腰掛けながら読書などを楽しむスペースになっています。「読書スペース」という専門のお部屋を設けなくても、充分豊かな時間を過ごせるコーナーになっています。特に窓について、敷地の持つ周辺環境を考慮した高さ、大きさ、風景などを計算して設置してあります。窓のもつ重要さを感じていただける空間です。

ご案内

この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。

熊木からのメッセージ

うららかな春日和となりましたが、お元気でいらっしゃいますか。今週は、先週開催した「完成見学会」に続き、今年に入ってはじめての「構造見学会」を開催いたします。場所は、新潟市江南区袋津(旧亀田町)です。

私たち熊木建築事務所は、今までも工事中の「構造見学会」を定期的に開催してきました。一般的に構造の見学会というと、上棟したばかりの柱や梁、金物といった建物の骨組みがそのままご覧いただける見学会でした。そこで今回の構造見学会は、今まで開催したことのない大工工事が完了した状態がご覧になれる構造見学会です。

でも大工さんの工事が終わった状態って皆さん想像できますか?実は、この下地の施工もとても大切なのです。これから仕上げ工事に入っていく中、下地の施工がしっかりとできているということで、最後の総仕上げ工事の出来が決まってしまうのです。

例えば、想像して欲しいのですが、腕の良くない大工さんが施工したとします。すると下地がデコボコ、隙間だらけだったりします。次にバトンタッチされる内装の職人さんがとても苦労しますよね。

今回の構造見学会は、完成すると隠れてしまう、普段あまり意識されていない下地工事の重要さがわかる見学会です。職人の技術と信念が目で見え、絶対に完成見学会では見られない見学会です。

最近の木造住宅の家の構造は何を使っているのか?本当にしっかりとしているのか?百聞は一見にしかず。見学会に参加されたことがない方にとっても、非常に勉強になる見学会です。

お約束しますが、見学会での売り込みは一切ありません。家づくりに興味のある方に真実を伝えたい。そのための見学会です。

是非、お友達をお誘いの上いらっしゃってください。それでは、見学会場でお会いできることを楽しみにしております。

株式会社熊木建築事務所
米山淳

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