2011年3月の見学会のご案内

終了

1階をガレージにした、2階に住まう家

この家の見どころ

【車3台が停められるインナーガレージ】
自動車が大好きなご主人の強い希望で実現しました。年代物のクラシックカーを所有されており、このガレージに入れてこれからも長年にわたって所有され続けていきます。
ご主人、奥様、そしてお父様のお車をたっぷり格納できるようになっています。もちろん駐車場から直接玄関にも行き来できるようになっているので、雨や雪の日も安心です。
1階ガレージ部分には強度の高い「門型フレーム」を採用し、耐震も含めた構造の強度も配慮してあります。柱や梁も表しになっていますので、構造に興味がある方にも参考になります。ちゃんと車の整備もできるスペースも確保してあります。

【廻りの環境を配慮した外観】
今回のお宅は、ニュータウンと違って、三条市で古くから家が立ち並ぶ場所にあります。
そこで、施主様と相談し、外観はグレー色を採用しました。近隣の風景やその場所ならではのたたずまいを損なわないよう、決して奇抜ではなく質素で昔からその場所に建っていたかのような外観に仕上がっています。
外から廻りの家並みや環境と一緒にご覧いただければ、家の持つデザインの重要さがきっと参考になるはずです。

【2階に設けた居住スペース】
家族が一番長く過ごすリビングスペースからは、計算つくされた窓の配置により、隣家の隙間から、田んぼや山が見えるようになっています。
普段生活している中で、意識せず自然の風景が目に入ってくるのは、家族が豊かに暮らすためには欠かせないものだと思います。四季を感じ、心を癒し、毎日忙しい生活の中で、気が付くとその窓からお気に入りの風景を眺めているのではないでしょうか?
お部屋の配置は、LDKスペース、畳を敷いた寝室、そして将来子供部屋になる予備室の2LDKの居住空間になります。2階に居住空間を配置するメリットである、日当たりや風の流れ等も考慮して設計しました。

ご案内

この見学会は終了しました。多数のご来場をいただきましてありがとうございました。

熊木からのメッセージ

こんにちは、熊木建築事務所の米山 淳です。

このたび、『1階をガレージにした、2階に住まう家』が完成しましたのでご案内します。私が施主様と初めてお会いしたのは、昨年の3月の見学会でした。その時施主様から受けた相談は、「実家の空いているスペースに家が建てれるだろうか?」ということでした。

私と設計士とで、現地や行政を廻って詳しく調査した結果、家を建てるスペースとしての問題、建築基準法や都市計画法、民法などといった制限上での問題もクリアし、計画を進めることになりました。そんな時に施主様がポツリとある不安を口にされました。

それは「35年も住宅ローンを返済していけるのだろうか・・・?」この不安は家を建てられる方の誰もが、必ず一度は悩まれることだと思います。だからといって、悩んでばかりではせっかくの家づくりの計画が進まない…。

この不安を解消するため、施主様といっしょに「将来にわたり安心して返済できる予算の算出」しました。その結果、漠然とした不安が解消し、安心して返済できる予算内で家づくりの計画を進めることを決断されました。

そして施主様と私たちのテーマは、自動車関連のお仕事をされているご主人の強い希望である、1階に設けるガレージスペース、そして2階に設ける居住スペースをいかに快適で長い年月暮らしていける家にするのか? 1階がガレージになったことによって弱くなりがちな構造面での補強をどうするのか?ということでした。

このたびの見学会は、
◆今所有している土地に希望している家が建つのか?と悩まれている方
◆インナーガレージにしたいとご検討されている方
◆建物の構造や地震対策について勉強されたい方
には、とても参考になる見学会です。

株式会社熊木建築事務所
米山 淳

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